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保健科学学会について

首都であり、かつ我が国最大の都市である東京には、多くの人々や資本、技術、情報が集まり、ダイナミックな都市活動が展開されています。

その一方で、少子高齢化の進行や、環境問題など、解決しなければならない問題が山積みしています。こうした状況は、他の都市にも共通していますが、東京では、それが質的にも規模的にも極めて特異な条件を備えている点に特色があります。

これを保健科学という視点から見ますと、都市を取り巻く生活環境の特性から、他の都市には希少な大都市型の保健課題が数多く発生しているといえます。

これら大都市型の保健課題は、近年、社会環境の変化が激しさを増すにつれ深刻の度を加えており、その解決が急務となっていますが、こうした問題に焦点を当てた学術研究団体は、いまだ存在しないのが現状でした。

本学会は健康に関する様々な事柄について幅広く研究する場として 1997 年の学会設立総会を経て、1998 年「東京保健科学学会」として設立されました。その後年間 2 回の学術集会と 4 回の学会誌発刊を続け、学会員も全国で 500 余名を越えるまでになりました。2002 年にはこうした実績が評価され、日本学術会議に学術団体として正式登録されることになりました。現在学会員は関東近郊に留まらず全国に広がっております。

こうした状況から 2004 年学会名称を「日本保健科学学会」と改めました。このことは今後学会が全国規模に発展することを意味しており、大いに期待されるところです。

研究助成金事業募集のお知らせ

2025 年度も研究助成金事業を募集します。以下ご確認の上、ご応募いただけますようお願いいたします。

1.事業概要

日本保健科学学会では、本学会の目的に基づき若手研究者の研究を推進するために研究費用の一部を助成します。

選考は、日本保健科学学会研究助成金選考委員会が行います。

募集 2 件

助成金 1 件につき ¥100,000

2.応募資格

1)研究代表者(申請者)は、研究助成申請年度 4 月 1 日現在において日本保健科学学会の会員(正会員・大学院生の学生会員)であること。

2)研究代表者(申請者)は、研究助成申請年度 4 月 1 日現在①または②に該当すること。

①大学院前期または後期課程に在籍している者

②39 歳以下で、博士の学位を取得していない者

3)募集および審査手順

①2025 年 6 月より、学会ホームページにて広報を開始します。申請書式は以下よりダウンロードできます。書式にそって記載し、メールで申請してください。

メールアドレス:gakkai@tmu.ac.jp

※メール申請時は以下のことを遵守してください。不備があった場合には受付できません。

●メールの件名:2025 年研究助成金申請

●書類:申請書類は PDF でメールに添付

②申請期間は 2025 年 6 月から 7 月末日とします。

③審査発表は 10 月に審査結果を学会ホームページにて公開(予定)するとともに、採用された方には別途通知致します。

④その他

●研究期間は 2025 年 10 月から 2026 年 9 月の 1 年間とします。

●2026 年 12 月末日締め切りで報告書を事務局メールあてにご提出頂きます。

●期日までに報告書の提出がない場合には、研究助成の返還を求める場合があります。

●2026 年度中(2027 年 3 月末)に日本保健科学学会に論文投稿することを義務づけます。

2025 年度 日本保健科学学会 研究助成金 申請書

2025 年 5 月 31 日

日本保健科学学会 理事長

渡邉 賢

[日本学術会議]2 月 27 日幹事会及び記者会見の御報告

会員、連携会員、協力学術研究団体 各位


2 月 27 日幹事会及び記者会見の御報告


日本学術会議事務局

平素より大変お世話になっております。

2025 年 2 月 27 日、第 381 回幹事会を開催するとともに、記者会見を行いました。今回の幹事会では、提言「生成 AI を受容・活用する社会の実現に向けて」が承認されるとともに、各種委員会・分科会の委員や令和7年度代表派遣実施計画等について決定しました。

記者会見では、光石衛会長の挨拶(下記のとおり)におきまして、提言や日本学術会議会長談話等について御説明しました。

幹事会資料及び記者会見で配布した資料は、日本学術会議のホームページに掲載しております。

○第 381 回幹事会(2 月 27 日)資料

https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/siryo381.html

○第 26 期幹事会記者会見資料(2 月 27 日)

https://www.scj.go.jp/ja/member/iinkai/kanji/kisyakaiken.html

○記者会見冒頭の光石衛会長の挨拶

【提言「生成 AI を受容・活用する社会の実現に向けて」】

まず、本日の幹事会において承認しました提言「生成 AI を受容・活用する社会の実現に向けて」についてです。

本日は、本提言を取りまとめた情報学委員会の下條委員長及び黒橋幹事にオンラインにて御出席いただいております。提言につきましては、この後、黒橋先生から御説明していただきます。

(下條委員長及び黒橋幹事からの御説明・質疑応答は省略)

【日本学術会議会長談話について】

本日、次の会長談話を発出しました。

(日本学術会議会長談話「日本学術会議の法人化に関する法案の検討状況について」(令和 7 年 2 月 27 日)読み上げ)

※2 月 27 日に送付しております。

【公開シンポジウム等】

今後の公開シンポジウム等の開催予定については、日本学術会議のウェブサイトに掲載しておりますので御覧いただければと思います。

2024 年度日本保健科学学会研究助成金審査報告

1)事業概要

大学院生を含む全正会員を対象として、研究計画を募集し、複数件採用する。

選考は、日本保健科学学会研究助成金選考委員会が行う。

2)審査結果

審査の結果、以下 1 研究課題が採択され、2024 年度第 2 回理事会にて承認されました。

採択案

研究領域:作業療法学

氏名:岡本絵里加

研究題目:認知症介護者の支援マニュアル開発に向けた調査研究

~家族介護者の「その人らしい生活」の獲得に向けた実態調査~

申請額:100,000 円

総額:100,000 円

3)今後の計画

来年度募集は、2025 年 5 月に広報されます。

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